チュートリアル: AKVIS NatureArt

自然の効果: 霜

この効果を使用して、画像に霜の結晶を追加することができます。自然界では、凍る様な天候の時、長くて細い物体の上に霜が現れます。これにより、現実とは思えないような幻想的な外観となります。この美しさをデジタル写真に簡単に追加できます。

凍ったまつ毛

効果は選択エリア内のみに適用されます。選択エリアの指定には、以下のいずれかのツールを使用します。

選択ブラシ : このツールを使って、効果を適用するエリアを指定 (ハイライト) します。ツールのサイズを変更するには、イメージウィンドウ内を右クリックして表示されるポップアップウィンドウを利用します。
まっすぐな線を描くには、Shiftキーを使用します。
消しゴム : このツールを使用して、選択エリアを取り消します。このツールのサイズは、ポップアップウィンドウで変更できます。
塗りつぶし : 選択ブラシ で囲まれた部分を塗りつぶします (広範囲を選択している場合に便利)。
で範囲を指定していない場合、をクリックしてイメージ全体を選択できます。

効果パラメーターは設定パネルで設定できます。

[パターン] に分類されているパラメーターは、霜を形成するパターン (模様や形) を設定します。

拡張 (設定可能範囲は 0-100): 選択範囲を超えて、どこまで効果が影響するかを指定します。

拡張 = 20

拡張 = 70
密度 (設定可能範囲は 0-100): 選択範囲内のパターンの密度を指定します。パラメーターの値が大きいほど、霜の結晶の密度が高く、濃くなります。

密度 = 15

密度 = 90
分岐 (設定可能範囲は 1-100): 選択範囲内での分岐 (枝分かれ) の強度を指定します。値が高いほど、つまり分岐の数や長さが増えて複雑になります。

分岐 = 5

分岐 = 88

[氷片] に分類されているパラメーターは、氷の結晶の形などに影響することなく、氷の見た目にのみ影響します。

フリージング (設定可能範囲は 0-100): 氷の結晶の凍結度合いを設定するパラメーターです。低い値では、霜は周辺部分に行くにつれて薄く割れやすくなります。最大値では霜が均質になり、氷の結晶がぎっしりと詰まった硬い霜になります。

フリージング = 0

フリージング = 100
透過度 (設定可能範囲は 0-100): 背景色との関わりにおいて氷の透過度を変化させることができます。最小値では、霜が完全に不透明になり、値が高くなるほどに背景が透き通って見えるようになります。100% の時に霜は透明な氷の層になります。

透過度 = 0

透過度 = 75
影 (設定可能値は 0-100): 霜の境界部分に影を追加することにより、深さと透明度が増します。値が 0 の場合は影は生成されません。値が大きいほど霜の周囲に影より引き立つ形で生成されます。

影 = 0

影 = 100
均一性 (設定可能範囲は 0-100): 霜の生成に使用する元々の色の影の範囲を指定します。値が高いほど、霜の色の均一性は高くなります。

均一性 = 10

均一性 = 90
色を変更する場合、カラーパレットをクリックして表示される[色の選択]ダイアログボックスから色を選択します。

白

薄紫